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CIOとして赴任してやること(その二)

前回のCIO赴任してやること(その一)の続き

前回は、まず、インフラを整備せよ(インターネットテクノロジーにせよ)、と、その内容を記載した。

で、インフラ(ネットワーク、PC、サーバ、データセンター、セキュリティなど)を整備した後は、アプリケーションとなるはずであるが、ところが、それは、前時代的な進め方だ。

説明していこう。

ほとどのみなさんは、「インフラ」「業務アプリケーション」に2つとなっていると思います。
なので、多くの方は、インフラの次は、業務アプリケーションの改善ですね?と思っていますが、それは、違います。

まず、業務アプリケーションとは、何か、、、と再考して見ましょう。
普段我々の業務(仕事)は、コミュニケーションを中心とし、その中で発注や購買をしたり、ものづくりをしたりしていきます。
だから、本来は
コミュニケーションと業務アプリケーションは、切っても切れない関係なのです。そもそもが。

しかし、現実は、どうでしょうか。コミュニケーションとシステムは、断絶されている状態です。

今の業務アプリケーションは、「文字・数字の登録・閲覧マシーンです。コミュニケーションの余地はありません」
勤怠管理も、経費精算も、ほとんどの仕組みが登録と閲覧の仕組みであり、人と人がコミュニケーションをしながら、滑らかに業務が進むようになっていません。

では、どのような状態がいいのか。
例えば、勤怠管理は、昔は、紙のタイムレコーダー、今は、カードのタイムレコーダーなどがあったりします。これは、紙をシステム化した典型例です。

ただね、
職場にきて、「おはよう」と仲間に声をかけたら、出勤と記録される。
こういうのよくないですか?

別の例をあげましょう。
決裁書のワークフローシステムは、「事前に上司に説明をして(コミュニケーションして)口頭承認もらってから、ワークフロー回しますよね? おかしくないですか? 上司に説明して口頭承認をもらった時点で、ワークフロー上も承認とならないのは何故でしょうか。

これからのアプリケーションの仕組みは、昔と違い「スマホ、ネットワークの進化、スマホ上のコミュニケーションインフラの進化」により、昔はできなかったシステムの組み方ができるようになりました。

重要なことを記載します
・業務改善(紙や電子化が入り混じっている)をしながら、システム化をする。
ではなく、考え方として
オンライン上で完結するように業務を再構築し、それを自動化する。
が、これからのシステム化のやり方です。「自動化する」という部分がシステム化にあたるところです。「オンライン上で完結するように業務を再構築」とは、GoogleWorkspaceとSlackで業務を再構築する。と言う意味です。

「オンライン上で完結するように業務を再構築する」
「それを自動化する」

このステップです。数千万、数億かけてシステム構築する前に、この2つのツールだけでやってみると言うことです。

因みに、「エクセルマクロをRPAで自動化する」と言うのは、全く別次元のことで私が意図するものではありません。可視化・共有可能なオンラインと自分のPC上で稼働しているオンラインとは、区別をしていきましょう。ここらが、ごっちゃになっていると、いつまでも、次の世界に行きません。
・PCのローカルでやっている作業
・PCを利用してクラウド(オンライン)でやっている作業
は、全く別物です
可視化、リアルタイム共有、同時編集、共同作業、アラートなどの観点で全く違うのです。

と言うことで、コープさっぽろでは、GoogleWorkspace(エンタープライズ版)とSlackを全社展開をしております。

インフラ(サーバ、ネットワーク、PC、セキュリティー、データセンター)の次は、アプリケーションではなく
情報のコミュニケーションインフラの整備」です。

これができれば、ほぼ、勝ったも同然です。


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